新米です

 今年の2月から丹波市の教育委員になりました。

全くの門外漢ではありますが、子どもたちが健やかに成長することを願ってお受けすることにしました。

そもそも、話は2019年にさかのぼります。コロナで緊急事態宣言が始まり学校が休校になったとき、休校明けで学校が再開されたとき、国の通達に学校も子どもたちも振り回されました。娘たちの学校でも先生方は「子どもの学びを止めない」と一生懸命対応してくださいましたが、先生方自身が正解のわからない暗中模索の日々だったと思います。

休校の影響は、学力の低下のみならず、生活リズムがくずれて休校明けに不登校の子が増えたり、給食がなくなることで空腹が満たされない子が増えたりと大きかったのでした。そして休校後の生活で先生方が、子どもたちの学力・健康・生活すべてに目を配ってくださったから、子どもたちの今がある。本当に先生方にはずっと感謝しています。

だから、わたしは娘たちの学校のために何かできないかなと思っていたのでした。そんな中で丹波市の教育委員のお話をいただきました。教育委員は、広くいろいろな分野の人から成る会らしく、教育には縁のないわたしも参加できるそうです。

娘の学校の子どもたちに係わりたいと思っていたのが、丹波市の小中学生たちに係わることになり、なんだかスケールが大きくなってしまいました。自分の知っている分野の知識は駆使し、知らないことはこれから一生懸命勉強して、みなさんのお役にたてるようにがんばります。